変な人

今日公園の何もないところで交互にあしをちびちびとあげてくるくるとまわっている人がいました見ていると彼女は寒さをアピールしているようでしたが温まらないらしく腕を組んで二の腕をさすりはじめましたこんなにも寒さをわかりやすく表現している人はなかなかにいないのではないかと僕はいいものを見た気になり僕の手元にあったカイロをあげようかとも思いましたがまてよ彼女は僕のカイロを狙って寒いんだぞとアピールしているのかもしれないじゃないかとなりましたなにせ僕の座っているベンチから彼女までは犬と散歩をするリードくらいの距離しかなく他に人はいないのだから僕の警戒心は当然なのでしたそうはいかないぞとガルルとわんちゃんの警戒行動をとっていたらあくびのように僕にまで寒さがうつってきたのでまわる訳にもいかない僕はカイロを彼女にあげてさっさと引き上げようとしましたがうまくいきませんまわっている彼女にタイミングよくよかったらどうぞと声をかけるのは僕には少し難しかったようでした不器用さに笑えてきましたがこんなものでしょうありがとうと受けとってもらえたので救われました彼女はくるくるとまわって跳ねるので喜んでいるのでしょういろいろなまわり方があるものだなと思いました帰りしなよくも考えてみたら小学生の低学年くらいのまわる彼女に変質者扱いされていたら僕はイタイタしいなとにやついたのでまさに僕は変な人になってしまいましたちなみにふり返ってみたら彼女のお母さんが温かい飲み物を買ってきたようで僕のカイロはいらないものになっていたことは僕の人格が崩壊しない為に無いことにしました(善意が焼失しかねない)

壊れた笑顔に哀しくなる

不完全すぎる僕は頭のなかをごった煮にされてぐるぐると同じところをまわっている訳だけれど立ち返ってみてもそこに何かの痕跡くらいのものはなければ歩き続けることなんてできはしないのでおいおい僕よそれくらいのことはできてくれないかと座りこんでしまう壊れた笑顔を向けてくる人に哀しくなって少なくとも笑えない冗談に付き合わされて笑っていられるほど僕は感情をないがしろにできるタテマエを持ち合わせていないので人並みの優しさのあるうちになんとかしなければもとに戻れないほどの言葉を吐いてしまいそうで自分が嫌になるなんてまたぐるぐるとしているけれどよくも考えてみたら僕はこのあたりが本当のことでぐちゃぐちゃなのも僕だったのて何が言いたかったかって言うとですね甘えてるんじゃありませんよ僕ちゃんってことでした吐き出しきって楽になりたいってのも甘えになっちゃうんでしょうけれど嫌だなそんな世界が正常なのはねじ曲がっているじゃないかそもそもに僕は救われたいのかと煙草を一服それでいいんだよと優しくしてくれる人だけの世界に閉じこもることの危険さを思い出してどなたか正常なディスクを僕にインストールしてくれないかというところまでいって恥ずかしすぎるのでという夢をみたと嘘をつく

静岡からのご来店

先日は静岡からお客様が遊びに来て頂けたので僕は嬉しくなって何かできないかとフルーツを出してみた気に入ってくれたら嬉しいけれど僕の自己満足な部分は満たされたので笑ってくれていたらそれでいいかなって思う

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