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森の中に木製のテーブルと椅子があったテーブルの上には真っ白なむぎわら帽子を逆さまにした形のスープ皿 何もよそわれていない 雑草混じりのしっとりとした土を引きずりながら椅子に座ると僕はそのスープ皿の下に紺色のマットを敷きクチポールのスプーンを右の手元に置いたどこから現れたのかは知らない暫くすると僕はスプーンを手にとりままごとのように空のスープを口に運ぶ すると植物を踏み荒らすような気配が後方からした脚の運びからは怒りを感じたが振り返ることは何故かできない近づく気配はいきなり僕の頭をこずく感情の高ぶりをあざ笑うかのように身体は硬直していき僕は夢から覚めた こたつは暖かかった

人にこずかれるなんてろくでもない夢だろうと夢占いをしてみたら幸運の兆しってことらしい 幸運だと言われても見たくない夢の部類だな 書いていて思ったけれどこずかれたのはナンデヤネンって突っ込みな気もしてきたのでまーちゃらだしボケは向いていないらしい