目の前で僕のつくった工場のラインの制御盤に取り付けた漏電遮断機が電気の通せる容量に不具合がでて電気機器に負荷がかかりラインが火事になったのだけれど大きなカラスがやって来て僕に向かってあんたが悪いんだからなあんたがなんとかしなさいなとガラガラ声でうるさいので水を口からぴゅうっと噴き出すネズミを連れて火事になっているラインの電気供給を停めに火に手を突っ込みましたが小さな体で一生懸命にネズミは水を噴いてくれたけれど小さすぎて無理だったので手が熱いと感じて目が覚めましたなんて夢だったのだろうと先が気になる夢だったのでもう一度目を閉じてみたけれど夢の続きを見られる才能が僕にはなかったので仕方なく妥協点として左目だけを開けたら夢と現実がリンクしてひざの上に水噴きネズミとカラスがちょこんと乗っていてくれてもいいですよと夢と現実のリンクを試みた僕は今思えばおかしかったかもしれない両目を開けたら右手には現実に火傷があったけれど料理でやったやつだったのでリンクは失敗と相成りましたが僕の右手の火傷にはネズミとカラスがやどったので火傷は少しだけ愛おしいものになりました夢の元は僕の脳に蓄積されたものをペタペタと重ねて貼りあわせたものなんだろうけれど僕の夢は重ねちゃいけないもの同士をくっつけてくるので面白いけれど夢占いでも調べられそうにないのでやめてほしい(やめないでほしい)