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ミラージュの前に働いてたお店の時のとあるお客様の事をふと思い出していた。

その方は毎週決まった曜日の早い時間に1setご来店される方でした。

「僕は前に1度浮気をしてしまって、奥さんをとても悲しませてしまって、とても後悔した。
だから今はこういうお店に来てお金を払って疑似恋愛を楽しむ事にしたんだ。
たまにメールしてくれたり、お店に来た時に相手してくれてありがとね。」

そう仰ってました。

「彼氏いんの?」「ヤらせてよ」「休みの日にご飯行こうよ」「アフター付き合ってよ」

そんな事は一切言われた事がありませんでした。

誕生日プレゼントも「高すぎると気を遣うだろうし、そもそも高価な物はあげられないから」とブランケットを頂きました。

気持ちがとても嬉しくて今でも大切に使っています。

その方の誕生日に何が欲しいか尋ねると「奥さんの手前、形のある物は貰えないから、手作りの料理が食べたい」と仰ったので、まだ料理が全然出来なかった私ですがめちゃくちゃ頑張って卵焼きを作ってお渡しすると、その場で召し上がって「おいしい!」ととても喜んで下さいました。

確かに来店は週に1回1setで、使うお金は多くなかったかもしれないけど、とっても良いお客様で私は大好きでした。

キャバクラを利用する目的は人それぞれなんだろうけど、私はこの方以外も私が嫌がる様な言動をしないお客様が多くて救われてたなあ。

そんな当時の写真があれ↑です。

5、6年前かなあ。

髪も自分でやってたから下手くそ極まりないし、眉毛の細さが時代を感じるね!